イタリアでつくるタンニンレザー
古くから革製品の文化が根付くヨーロッパ。
中でも革製品といえばイタリア、とイメージされる方も多いかもしれません。
イタリア国内には革製品の製造はもちろん、革そのものを製造するタンナーが数多く存在します。中でも「ベジタブルタンニン鞣し」の革は品質が高く、「イタリアンレザー」という総称でコードバンやブライドルレザーに並ぶ「世界三大レザー」とされています。
培ってきた鞣しの技術、そして広大な敷地で育つ牛は皮にキズが少なく良質、さらに鞣しに使われるタンニンの原料であるミモザなどの栽培にも適した土壌を持つイタリアは、まさに最良の革生産地といえます。